日本からでもインターネットを利用すればブックメーカーを利用することができます。ブックメーカーは上手く使うことによって投資の手段としても有益ですが、日本と海外では賭ける仕組みが異なるため、しっかりと勉強した上で行わなければなりません。特に戸惑うのは倍率の仕組みです。
競馬や競艇などの場合にはオッズが表示されており単純な倍率が表示されています。例えば「1.51倍」とすれば100円の投資で151円が払い戻されるというものです。もちろんこのような表示はブックメーカーでもあり、デシマルと呼ばれます。非常にわかりやすいものですが、一方で本場のイギリスで表示されているのはフラクショナルという方式で分数で表示されます。例えば「20/39」という表示があった場合には分母(右)を賭けると分子(右)得られるということで、分母の数字を賭けると分子の利益を得られるということです。デシマル式へは、分子÷分母にプラス1することでわかり「20/39」は0.51で、これにプラス1されるのでデシマル式での1.51倍に相当します。少しややこしいですが、要は投資した金額に対して払い戻し時にどれだけの利益を得られるかを表しています。
またアメリカンと呼ばれる方式は払い戻しが2倍をこえるとプラス、それ以下はマイナスで表示されます。2倍から差し引いた数字が得られるというもので例えば「-195」とした場合には100÷195となりこれにプラス1されるので1.51倍に相当します。マイナスが大きいほど倍率は小さくなるといった違いがあります。
一方で倍率はすべて簡単な計算式で変換できますから、ブックメーカーでは表示切り替えが可能になっています。このためわかりやすい表示にすることで日本と変わりない賭け方ができます。