50代半ばの男性で、とてもオシャレな知人の話

50代半ばの男性で、とてもオシャレな知人がいます。仕事で初めてお会いしたときにはスーツ姿でパリッと決めていて、その後ふだんの姿で見かけるようになってから、私服姿がまたカッコイイのを知りました。独身で女性の友人が多く、ひごろから身なりに気をつけているのがオシャレの理由のようで、あんな50代になりたいなとひそかにあこがれています。
その知人と先日顔を合わせたとき、やはり流行を品よく取り入れた、それでいて落ち着きのあるファッションであらわれました。ポイントになっていたのは、帽子です。若い人から年配の人まで、季節を問わず帽子が流行っている最近で、あまり見たことのないデザインと生地の帽子でした。

どこで買ったんですか、と話を振ると、よくぞ聞いてくれましたといわんばかりの笑顔で「これね、手作りの帽子なんだよ。だけどブランド品なんだ」と教えてくれました。聞いた当人より、その場にいた若い女性たちが興味津々でした。
昔から愛用していた高級ブランドの服で、ボタン部分がほつれてきたアウターがあったのだそうです。若い人に教えてもらった、直しのできる手縫いのお店に持って行ったところ、大胆リフォームで服を帽子に変えられると知ったんです。
流行の去った服を着続けるより、いっそ今風でいいだろうと、帽子を選びました。元の生地がいいので直しに問題はなく、本人のセンスの良さが発揮され、本当にブランドショップに並んでいそうなかっこよいデザインになりました。
お店の場所を若い女の子に聞かれて自慢げに答えている姿が、またうらやましかったです。